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「私が歯を大切にする理由」

上三川町立上三川中学校三年 熊谷 小羽音

 私の曽祖父は百歳で亡くなるまで健康でむし歯が一本もなく、最後まで自分の歯でご飯を食べていた。そんな曽祖父に憧れ、私は毎日丁寧に歯をみがいてきた。以前、曽祖父に「なんでおじいちゃんの歯はずっと健康なの?」と聞いたことがある。曽祖父は若い時から、一日三回の歯みがきの他、おやつにスルメイカや干物などを食べて歯に良い習慣を心掛けてきたことを教えてくれた。現代は、柔らかい食べ物、加工食品等で溢れており、私たちの食生活に多く浸透している。昔の食べ物は今の食べ物よりも咀嚼回数が二倍も三倍も多く、時代の変化と共に咀嚼回数は少なくなっている。幼い子供や噛む力が低下したお年寄りなどには安心して食べられることでとても利便性のある柔かい食べ物だが、私たちの口内環境や歯を丈夫にすることにおいては欠点もある。咀嚼回数が少ないと、アミラーゼが不足し食べ物を消化、吸収するのに時間がかかり、消化不良に繋がってしまうそうだ。反対によく噛むことによって唾液の分泌が良くなり、食材本来の味を感じることができるだけでなく、口腔内の清潔が保たれ、むし歯や歯周病の予防に繋げることもできる。つまり、食生活や咀嚼は歯や心身の健康にも大きな影響を与えている。
 私は今、合唱部に所属しているが歌を歌うことは歯の健康が大きく関係している。発声をする時は、奥歯の裏側に舌を当てるが、歯並びの問題やむし歯、歯周病があると歌を歌うときにきれいな発音ができなくなってしまったり、歯列の隙間から空気が漏れて強い音が出せなくなったりする。しかし、日々の歯のセルフケアや歯科検診などによって解決することができる。同じ部活の友達は、むし歯になってしまった時に上手く声が出せなくなったことがあった。しかし、歯医者のおかげでまた良い声が出せるようになっていた。今では、お互いに歯を大切にしようと遊ぶ時には歯ブラシセットを持って行き、お昼ごはんの後に歯をみがくように心掛けている。
 私は、これからも一日三回の歯みがきを大切に、よく噛んで食べ物を食べることによってむし歯や歯周病を予防し、大好きな歌をいつまでも歌えるよう歯を大切にしたいと思う。そして、私の自慢で憧れの曽祖父のように、健康で丈夫な自分の歯をいつまでも維持できるよう、心掛けていきたい。

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