栃木県歯科医師会のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
人生100年時代を迎え、「食べる楽しみ」は一生持ち続けたいものです。“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”を目標に掲げた「8020運動」は、平成元年当時の達成者の割合はわずか7%でしたが、平成28年の調査では50%を超えました。
これからは、単に歯を残すだけでなく、「食べる楽しみの質」の追求にギアをチェンジしていきたいと思います。そのためには、オーラルフレイルの予防が重要です。オーラルフレイルとは、口腔機能のわずかな衰えや食生活の偏りなどによる状態であり、例えば滑舌が悪くなる、食べ物をこぼす、むせる、かめない食べ物が増える、口の中が乾くなどの軽度な症状から始まります。早めに気付き、適切な対応をすることでより健康な状態に近づくことができます。
一方で、20~30代の若い世代において、虫歯の罹患率は長年変化がなく、歯周病の罹患率は増加しています。その理由としては、この世代が大学や職場などで定期的な歯科健診を受ける機会が少なく、誰からも指摘されることが無いためです。
栃木県歯科医師会は県内の歯科医療機関の9割以上の会員で構成されており、県民の歯とお口の健康増進のため、常に研鑽を積んでいます。ぜひ、歯科健診において虫歯、歯周病、オーラルフレイルの早期発見に心を配っていただきたいと思います。もし、かかりつけの歯科医が見つからない場合は、当サイトの「歯科医院検索」機能を利用してご自身に合った「★お気に入り」の歯科医院を見つけてください。
栃木県歯科医師会 会長 大野 克夫
会のシンボルマーク
歯科医療を生業とする私たちにとって、歯を具象化したものを中心に据え、白は歯科医師としての正義を、青は清潔感と無限の可能性を表現しています。
栃木県歯科医師会は、県内の会員(歯科医師)で組織する団体です。
医道の高揚、歯科医学の進歩発達、公衆衛生の普及向上を図り、社会福祉を増進することを目的として次の事業を行っております。
栃木県歯科医師会の紹介
- 主な事業内容
- 1.8020運動推進事業
栃木県歯科医師会では、県民の皆様が生涯にわたり、おいしく食べ、よく笑い、楽しく会話ができるように、口や歯の働きを維持・改善し、「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という「8020運動」を推進しています。 - 2.各種コンクール事業
- 親と子のコンクール及び3歳児よい歯のコンクール
- よい歯の優良学校コンクール
- よい歯の図画・ポスター、作文、標語コンクール
- 3.学校歯科保健の推進
- 児童、生徒等の健康保持増進、歯科保健教育、スポーツマウスガードの普及啓発
- 4.口腔衛生教育地域活動
- 5.在宅歯科医療の推進
- 高齢者の口腔機能向上事業
- 6.食育の充実と推進
- 7.フッ化物洗口事業
- 8.事業所歯科健診事業
- 9.口腔がん検診の実施
- 10.広報活動
- 会報誌の発行・とちぎテレビ「よい歯のとちぎ」・ホームページ
- 11.歯科医療安全対策の推進
- 12.各種歯科医学会・研修会の開催
- 13.災害時対策事業
- 身元確認作業、医療救護活動
- 14.歯科衛生士無料職業紹介所事業
- 15.とちぎ歯の健康センター事業
- 障害者歯科診療事業
- 障がい者施設・高齢者施設巡回健診、歯の健康教育・健康相談
- 永久歯等対策事業